環境によるブログの表示の違い
あなたが見ているブログと相手が見ているブログは同じとは限らない
あなたが今このブログを見ているブラウザは何ですか?Microsoft Internet Explorerでしょうか。それとも、Firefox、Safari、あるいはOperaでしょうか。
ウェブを見るにはブラウザが必要ですが、多くの人はInternet Explorer(IE)を使用しています。でも、IE以外のブラウザを使用している人も一定の比率存在します。そして、重要なのは、ブラウザによってウェブサイトの見え方は必ずしも同じではないということです。あなたのブログも同様です。
さらに、表示フォントが違うこともあります。人によっては、ブラウザの設定で文字を大きくしていたり、ユーザースタイルシートという、自分専用のスタイルシートを用意していたりして、あなたの意図とは異なった設定で見ている可能性もあります。RSSリーダーで、記事のRSSだけを読んでいる場合もあります。
あなたが今見ている自分のブログは、あなたがよく知っている状態とは違う状態で、読まれる場合があることを認識しておきましょう。
こんな風に見えているかも
これはスタッフブログの1記事です。上はMac・Safariで見たもの、下はWindows・IEで見たものです。
どうすればいいの?
結論から先に書きます。大筋は気にしないこと、です。ウェブサイトは、書籍やテレビ番組とは異なり、誰もが同じ見栄えで見られることを前提とはしていないのです。その前提のもと、「誰もが読みやすいブログ」を目指すことはできますが、「誰もが同じように見えるブログ」を実現しようとすることは、その労力に比して実りの少ないものとなります。
ただ、スタイルシートの書き方によっては、別のブラウザでは読みにくいブログになることもあります。ブログの読者から「読みにくい」という声が上がったときは、謙虚に耳を傾けると良いでしょう。
異なった環境下での表示を知る手がかり
自分のパソコンの表示設定を変更して、試しに文字を大きくしてみたり小さくしてみたりするというのもひとつの確認方法です。また、Browsershotsというサイトでは、異なるOS・ブラウザ上での表示を確認することができます。テンプレートを決定するときや、カスタマイズ時に参考にすると良いでしょう。
browsershots.org
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